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MING TREE Ⅱ発売記念 グラフィックデザイナー・小林一毅さんインタビュー

MING TREE Ⅱ発売記念 グラフィックデザイナー・小林一毅さんインタビュー

NIKKOが1957年に発売した生命の樹を絵柄にした「ミングトゥリー」という歴史あるコレクションを、グラフィックデザイナー・小林一毅氏のデザインによって「MING TREE Ⅱ(ミングトゥリー  セカンドエディション)」として発売することを記念して、スペシャルインタビューをお届けします。 小林一毅/こばやし・いっき グラフィックデザイナー。1992年滋賀県生まれ。女子美術大学、多摩美術大学非常勤講師。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、資生堂クリエイティブ本部でのデザイナー勤務を経て、2019年独立。2024年、南方書局より画集「言葉が立ち上がるまえに」を刊行。2026年1月には南方書局より画集「小さなウインドウで見る」を刊行予定。Instagram:@kobayashi.ikki ーー通常ひとつのお皿のコレクションを作るのには、約半年ほどの期間をかけますが、「MING TREE Ⅱ」のプロジェクトには約1年もの歳月がかかりましたね。一毅さん:「はい、何枚も何枚も描きましたね。図案を描く行為というのは、僕の場合その日のコンディションに結構左右されるんですね。いい線が引けるようになるまでに数日はかかります。ひと線目ですぐにパッといい線が引けるわけではなくて、ある程度集中して描き続けることで良くなるし、期間があいてしまうとどうしても線質が落ちてしまうんです」 ーーベースの図案が決まるまでは描き続けたということですね。一毅さん:「そうですね。どうしても手の動かし方などで少し変わったりして、前に描いたものと統一感がなくなってしまったりということが起こりうるんです」 ーーパソコンでグラフィックを起こして…ではなく、一つひとつ手描きで作っていく工程によって、NIKKOとしても思い入れがどんどん深くなっていきました。一毅さん:「僕にとってもそう言えます。手が覚えるという感覚でしょうか。期間があまりに長すぎちゃうと、どんどん手際が良くなっていって。最初のころより時間もかからなくなり、軽やかになりながらも実はちょっと『めんどくさいなぁ』みたいな感覚も出てくるんです(笑)。でも自分の生活圏の中にこのお皿が入ってきているということなんですよね。それってすごいことで、それだけの作品だと思いますね」 ーーデザインが決まったときはどんな気持ちになりましたか?一毅さん:「『これでいきましょう』とGOが出たときは『終わった…』という一言。それは突き放す言い方ではなくて、日常の中にあった一つのルーティンに区切りがついたような、運動会の練習が終わったような感覚に近いのかもしれません」 ーーそもそもこのプロジェクトのご相談をする前から、REMASTEREDを使っていたんですよね。一毅さん:「そうなんです。広島にあるジェネラルストア『84(はちよん)』さんでロゴやショッパーをデザインしたのですが、そのタイミングでお店の中でREMASTEREDに目がとまったんですよね。そうしたら、ものすごく丁寧にREMASTEREDの想いについて話をしてくれたんです。彼らはただ器を差し出すのではなく、コンシェルジュのようにその背景なども説明しながらこちらの要望を聞いて、棚にある商品だけでなくバックヤードからぴったりの商品を持ってきてくれるような姿勢を持っている方たちなんです。そこでREMASTEREDを初めて購入しました」 ーーそれは嬉しいお話です。一毅さん:「REMASTEREDを使っているとご飯を作るのも、食べるのも楽しくなるじゃないですか。そこで今回のお話をいただいたので、とても嬉しかったです」 ーー平面で描いているのと、実際に立体としてお皿になったときの違いや難しさはありましたか?一毅さん:「そうですね、やはりバランス面は難しかったですね。紙で描いているときとは見え方が異なるので、最初はみちっと全体を埋めた方が印象がいいのかなと思ったのですが、器に入れてみると抜けがなくてあまり良くないなと。余白を積極的に入れることの方が今回は重要なのだと思いました」 ーーご自身でゼロからデザインするのと、今回のようにオリジナル版があるのと、大変さはどのように異なりますか?一毅さん:「今回は特に、オリジナルを描いた人が誰かもわからず、言葉が残っているわけでもない。でも描けば描くほどクオリティの高さに気づかされ、これと対等に渡り合えるようにしなければという、いつもとは別のプレッシャーがありました。多分誰よりもこの絵柄を見たと思いますし、頭の中にも焼き付けました。見れば見るほどファンタジー感があって、これを会社の内部の方が描いていたと思うと、NIKKOさんはすごいなぁと感じました」 ーーMING TREE Ⅱは一毅さんのご自宅でも活躍しそうでしょうか。一毅さん:「しますね。このプロジェクトのはじまりは、まずはオリジナルのミングトゥリーを使わせてくださいと言って、数ヶ月使うことでした。自分の生活に馴染ませることからスタートさせていただき、そこから1年かけて、今度はMING TREE Ⅱを使うのがとても楽しみです。僕はミコト屋さんの野菜を定期便でお願いしているのですが、実はあんまり料理をしなくなっていて。彼らの野菜がおいしいので、塩焼きや蒸したりして素材そのものを食べるくらいが僕にはちょうど良いんですよね。どんどん調理がシンプルになっちゃって(笑)。でも、子どもの好きな卵料理とか、またじっくり料理を楽しみたくなりました」 小林一毅さんの新たな表現によって、また次の100年、もっと先に続くミングトゥリーが「MING TREE Ⅱ(ミングトゥリー セカンドエディション」として遂に完成しました。さらに一毅さんが描き続けた絵柄を、シルクスクリーンのポスターとして限定20枚、サイン入りで販売することも決定。是非店頭でご覧ください。 【ミングトゥリーとは】NIKKOのミングトゥリーは1957年(東京タワーが完成する1年前)の発売以来、日本だけでなく欧米のご家庭でも広く愛用されてきました。長きに渡って硬質陶器に銅板絵付けで製造してきたミングトゥリーを、NIKKOの高い転写紙技術を駆使して純白のNIKKO FINE BONE CHINAに絵付けし、「MING TREE」としてリボーン。純白の素地だからこそ表現できるより繊細で美しい絵柄に加え、業務用にも耐えうる強度を兼ね備えました。そして今回、その歴代シリーズを小林一毅氏とともに再解釈し、新デザインとして「MING...

MING TREE Ⅱ発売記念 グラフィックデザイナー・小林一毅さんインタビュー

NIKKOが1957年に発売した生命の樹を絵柄にした「ミングトゥリー」という歴史あるコレクションを、グラフィックデザイナー・小林一毅氏のデザインによって「MING TREE Ⅱ(ミングトゥリー  セカンドエディション)」として発売することを記念して、スペシャルインタビューをお届けします。 小林一毅/こばやし・いっき グラフィックデザイナー。1992年滋賀県生まれ。女子美術大学、多摩美術大学非常勤講師。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、資生堂クリエイティブ本部でのデザイナー勤務を経て、2019年独立。2024年、南方書局より画集「言葉が立ち上がるまえに」を刊行。2026年1月には南方書局より画集「小さなウインドウで見る」を刊行予定。Instagram:@kobayashi.ikki ーー通常ひとつのお皿のコレクションを作るのには、約半年ほどの期間をかけますが、「MING TREE Ⅱ」のプロジェクトには約1年もの歳月がかかりましたね。一毅さん:「はい、何枚も何枚も描きましたね。図案を描く行為というのは、僕の場合その日のコンディションに結構左右されるんですね。いい線が引けるようになるまでに数日はかかります。ひと線目ですぐにパッといい線が引けるわけではなくて、ある程度集中して描き続けることで良くなるし、期間があいてしまうとどうしても線質が落ちてしまうんです」 ーーベースの図案が決まるまでは描き続けたということですね。一毅さん:「そうですね。どうしても手の動かし方などで少し変わったりして、前に描いたものと統一感がなくなってしまったりということが起こりうるんです」 ーーパソコンでグラフィックを起こして…ではなく、一つひとつ手描きで作っていく工程によって、NIKKOとしても思い入れがどんどん深くなっていきました。一毅さん:「僕にとってもそう言えます。手が覚えるという感覚でしょうか。期間があまりに長すぎちゃうと、どんどん手際が良くなっていって。最初のころより時間もかからなくなり、軽やかになりながらも実はちょっと『めんどくさいなぁ』みたいな感覚も出てくるんです(笑)。でも自分の生活圏の中にこのお皿が入ってきているということなんですよね。それってすごいことで、それだけの作品だと思いますね」 ーーデザインが決まったときはどんな気持ちになりましたか?一毅さん:「『これでいきましょう』とGOが出たときは『終わった…』という一言。それは突き放す言い方ではなくて、日常の中にあった一つのルーティンに区切りがついたような、運動会の練習が終わったような感覚に近いのかもしれません」 ーーそもそもこのプロジェクトのご相談をする前から、REMASTEREDを使っていたんですよね。一毅さん:「そうなんです。広島にあるジェネラルストア『84(はちよん)』さんでロゴやショッパーをデザインしたのですが、そのタイミングでお店の中でREMASTEREDに目がとまったんですよね。そうしたら、ものすごく丁寧にREMASTEREDの想いについて話をしてくれたんです。彼らはただ器を差し出すのではなく、コンシェルジュのようにその背景なども説明しながらこちらの要望を聞いて、棚にある商品だけでなくバックヤードからぴったりの商品を持ってきてくれるような姿勢を持っている方たちなんです。そこでREMASTEREDを初めて購入しました」 ーーそれは嬉しいお話です。一毅さん:「REMASTEREDを使っているとご飯を作るのも、食べるのも楽しくなるじゃないですか。そこで今回のお話をいただいたので、とても嬉しかったです」 ーー平面で描いているのと、実際に立体としてお皿になったときの違いや難しさはありましたか?一毅さん:「そうですね、やはりバランス面は難しかったですね。紙で描いているときとは見え方が異なるので、最初はみちっと全体を埋めた方が印象がいいのかなと思ったのですが、器に入れてみると抜けがなくてあまり良くないなと。余白を積極的に入れることの方が今回は重要なのだと思いました」 ーーご自身でゼロからデザインするのと、今回のようにオリジナル版があるのと、大変さはどのように異なりますか?一毅さん:「今回は特に、オリジナルを描いた人が誰かもわからず、言葉が残っているわけでもない。でも描けば描くほどクオリティの高さに気づかされ、これと対等に渡り合えるようにしなければという、いつもとは別のプレッシャーがありました。多分誰よりもこの絵柄を見たと思いますし、頭の中にも焼き付けました。見れば見るほどファンタジー感があって、これを会社の内部の方が描いていたと思うと、NIKKOさんはすごいなぁと感じました」 ーーMING TREE Ⅱは一毅さんのご自宅でも活躍しそうでしょうか。一毅さん:「しますね。このプロジェクトのはじまりは、まずはオリジナルのミングトゥリーを使わせてくださいと言って、数ヶ月使うことでした。自分の生活に馴染ませることからスタートさせていただき、そこから1年かけて、今度はMING TREE Ⅱを使うのがとても楽しみです。僕はミコト屋さんの野菜を定期便でお願いしているのですが、実はあんまり料理をしなくなっていて。彼らの野菜がおいしいので、塩焼きや蒸したりして素材そのものを食べるくらいが僕にはちょうど良いんですよね。どんどん調理がシンプルになっちゃって(笑)。でも、子どもの好きな卵料理とか、またじっくり料理を楽しみたくなりました」 小林一毅さんの新たな表現によって、また次の100年、もっと先に続くミングトゥリーが「MING TREE Ⅱ(ミングトゥリー セカンドエディション」として遂に完成しました。さらに一毅さんが描き続けた絵柄を、シルクスクリーンのポスターとして限定20枚、サイン入りで販売することも決定。是非店頭でご覧ください。 【ミングトゥリーとは】NIKKOのミングトゥリーは1957年(東京タワーが完成する1年前)の発売以来、日本だけでなく欧米のご家庭でも広く愛用されてきました。長きに渡って硬質陶器に銅板絵付けで製造してきたミングトゥリーを、NIKKOの高い転写紙技術を駆使して純白のNIKKO FINE BONE CHINAに絵付けし、「MING TREE」としてリボーン。純白の素地だからこそ表現できるより繊細で美しい絵柄に加え、業務用にも耐えうる強度を兼ね備えました。そして今回、その歴代シリーズを小林一毅氏とともに再解釈し、新デザインとして「MING...

BONEARTH TABLE開催決定!南青山の日本料理店「てのしま」による、「ごちそう!おにぎり店」を限定オープン

BONEARTH TABLE開催決定!南青山の日本料理店「てのしま」による、「ごちそう!おにぎ...

新米の季節がやってきました。捨てられる食器をリサイクルした肥料で作る「BONEARTH米」も、ふっくらとした美味しい新米の収穫時期となります。 せっかくなのでより美味しく、そして楽しく、皆さまにお届けするために、南青山の日本料理店「てのしま」とともに、一日限りの「ごちそう!おにぎり店」をオープンします。 10月26日(日)にLOST AND FOUND 地下1階 NIKKO ショールームにて、「てのしま」が美味しく炊いた白米を“皆さんとともに”心を込めてにぎり、更にBONEARTH野菜を使ったとっておきのおかず、汁ものとともにお楽しみいただくというワークショップ形式の特別店となります。 参加予約はこちら 今回はオープンに先駆けて、「てのしま」を営む林ご夫妻にお話を伺いました。 てのしま」料理長 林 亮平 「てのしま」料理長 林 亮平1976年香川県丸亀市生まれ、岡山県玉野市育ち。立命館大学卒業後2001年株式会社菊の井に入社し、老舗料亭『菊乃井』の主人・村田吉弘氏に師事。20以上の国や地域で和食を普及するためのイベントに携わる。2018年『てのしま』開業。京都で習得した日本料理の技法、海外で磨いた知見と感性をもって郷土“せとうち”と向き合い、自らのルーツである香川県“手島(てしま)”の再興を目指している。日本料理アカデミー正会員、食文化ルネッサンスメンバー、Chefs For The Blueメンバー。 林ご夫妻が営む、南青山で日本料理店「てのしま」は、「現代の民藝」をテーマに、どこかにありそうでどこにもない新しい日本料理のカタチを更新し続けています。お二人の行動は店舗の営業だけにとどまらず、「食文化を未来へつなぐ」をテーマに、時には食育イベントで保育園生や小学生に「出汁」や「和食」について教えたり、異なる業態とコラボレーションイベントを行ったりと、食の未来につながる活動のため日本全国だけでなく、世界中の食の現場に足繁く訪れています。さらには、トップシェフとジャーナリストたちにより100年先の水産資源の未来のためにと立ち上げられた「chefs for the Blue」の活動にも意欲的に参加されています。 お二人を突き動かしている熱意の源はどんなものなのでしょうか。 料理への道のり ―少し遡りますが、料理の道に進まれたのはどういうきっかけだったのでしょうか。 林さん:「私の父は高校の教員で世界史を教えていました。中学生の頃から勉強が好きではないことは知られていたので、「高校や大学にいく必要がないのではないか、料理が好きならその道での良いのではないか」と言われていたのですが、さすがに中卒で丁稚修行をする勇気がなかったので、続けていた大好きなバスケットボールもしたいと高校に進学し、二浪して大学に入りました。小さい頃から母を手伝うのが好きでしたし、アニメを見るような気分で料理番組を見ている子供でした」 紗里さん:「小学生の卒業論文には将来はコックになりたいと書いていたそうですよ」 林さん:「そうそう。母がとにかく自然派だったので、近所のスーパーで買うのではなく、調味料なども含め全てを全国から取り寄せていました。当時は周りにそんな人がいなかったので、父親からは「外では絶対に言うなよ。」と言われてましたね(笑)。ものすごいエンゲル係数だったと思います。大学では「集団自炊サークル フライパン」というサークルを立ち上げて、週に2度程みんなで料理を作っていました。それだけでなく、日々自分でも料理をしていましたね。母親から「野菜を食べないと死ぬ!野菜の中でも色のついた野菜が大事!」というような恐怖を植え付けられて育ってきたので、一人暮らしでしたが常にかぼちゃを炊いているような、とにかく毎日何かしら料理をしている学生生活でした(笑)。就職活動をして、企業から内定をもらっていたのですが、好きなことを仕事にする勇気を持った方がいいと一念発起し、父親に「料理人になりたい!」と直談判したところ、「そんなことだろうと思っていた、好きにしたらいい」と言ってもらい、料理の世界へと入りました。本当にありがたかったですね。料理店には何のツテもなかったので、友達の知り合いのお店からスタートし、大学のキャリアセンターや就職部に行ったりして探しましたね。勉強するのには本を読むしかなくて、「菊乃井」の村田さんの本を読んでみたところ、料理哲学が素晴らしい!と感銘を受けたんです。そこから面接に行き、働かせてもらうことになりました」...

BONEARTH TABLE開催決定!南青山の日本料理店「てのしま」による、「ごちそう!おにぎ...

新米の季節がやってきました。捨てられる食器をリサイクルした肥料で作る「BONEARTH米」も、ふっくらとした美味しい新米の収穫時期となります。 せっかくなのでより美味しく、そして楽しく、皆さまにお届けするために、南青山の日本料理店「てのしま」とともに、一日限りの「ごちそう!おにぎり店」をオープンします。 10月26日(日)にLOST AND FOUND 地下1階 NIKKO ショールームにて、「てのしま」が美味しく炊いた白米を“皆さんとともに”心を込めてにぎり、更にBONEARTH野菜を使ったとっておきのおかず、汁ものとともにお楽しみいただくというワークショップ形式の特別店となります。 参加予約はこちら 今回はオープンに先駆けて、「てのしま」を営む林ご夫妻にお話を伺いました。 てのしま」料理長 林 亮平 「てのしま」料理長 林 亮平1976年香川県丸亀市生まれ、岡山県玉野市育ち。立命館大学卒業後2001年株式会社菊の井に入社し、老舗料亭『菊乃井』の主人・村田吉弘氏に師事。20以上の国や地域で和食を普及するためのイベントに携わる。2018年『てのしま』開業。京都で習得した日本料理の技法、海外で磨いた知見と感性をもって郷土“せとうち”と向き合い、自らのルーツである香川県“手島(てしま)”の再興を目指している。日本料理アカデミー正会員、食文化ルネッサンスメンバー、Chefs For The Blueメンバー。 林ご夫妻が営む、南青山で日本料理店「てのしま」は、「現代の民藝」をテーマに、どこかにありそうでどこにもない新しい日本料理のカタチを更新し続けています。お二人の行動は店舗の営業だけにとどまらず、「食文化を未来へつなぐ」をテーマに、時には食育イベントで保育園生や小学生に「出汁」や「和食」について教えたり、異なる業態とコラボレーションイベントを行ったりと、食の未来につながる活動のため日本全国だけでなく、世界中の食の現場に足繁く訪れています。さらには、トップシェフとジャーナリストたちにより100年先の水産資源の未来のためにと立ち上げられた「chefs for the Blue」の活動にも意欲的に参加されています。 お二人を突き動かしている熱意の源はどんなものなのでしょうか。 料理への道のり ―少し遡りますが、料理の道に進まれたのはどういうきっかけだったのでしょうか。 林さん:「私の父は高校の教員で世界史を教えていました。中学生の頃から勉強が好きではないことは知られていたので、「高校や大学にいく必要がないのではないか、料理が好きならその道での良いのではないか」と言われていたのですが、さすがに中卒で丁稚修行をする勇気がなかったので、続けていた大好きなバスケットボールもしたいと高校に進学し、二浪して大学に入りました。小さい頃から母を手伝うのが好きでしたし、アニメを見るような気分で料理番組を見ている子供でした」 紗里さん:「小学生の卒業論文には将来はコックになりたいと書いていたそうですよ」 林さん:「そうそう。母がとにかく自然派だったので、近所のスーパーで買うのではなく、調味料なども含め全てを全国から取り寄せていました。当時は周りにそんな人がいなかったので、父親からは「外では絶対に言うなよ。」と言われてましたね(笑)。ものすごいエンゲル係数だったと思います。大学では「集団自炊サークル フライパン」というサークルを立ち上げて、週に2度程みんなで料理を作っていました。それだけでなく、日々自分でも料理をしていましたね。母親から「野菜を食べないと死ぬ!野菜の中でも色のついた野菜が大事!」というような恐怖を植え付けられて育ってきたので、一人暮らしでしたが常にかぼちゃを炊いているような、とにかく毎日何かしら料理をしている学生生活でした(笑)。就職活動をして、企業から内定をもらっていたのですが、好きなことを仕事にする勇気を持った方がいいと一念発起し、父親に「料理人になりたい!」と直談判したところ、「そんなことだろうと思っていた、好きにしたらいい」と言ってもらい、料理の世界へと入りました。本当にありがたかったですね。料理店には何のツテもなかったので、友達の知り合いのお店からスタートし、大学のキャリアセンターや就職部に行ったりして探しましたね。勉強するのには本を読むしかなくて、「菊乃井」の村田さんの本を読んでみたところ、料理哲学が素晴らしい!と感銘を受けたんです。そこから面接に行き、働かせてもらうことになりました」...

【ご自宅訪問企画|後編】shucoさんが友人宅のキッチンを視点転換!vol.1 森次まりなさん

【ご自宅訪問企画|後編】shucoさんが友人宅のキッチンを視点転換!vol.1 森次まりなさん

新連載、ご自宅訪問企画の前編では、shucoさんが友人の森次まりなさんの素敵なご自宅を訪問。ご夫婦二人で住む、和室を囲んだ90平米の贅沢な空間をご紹介しました。今回はキッチンツアー!shucoさんの見立てで、 LOST AND FOUND(LAF)のアイテムをセレクトして、ご自宅にちょっと角度を変えたエッセンスを加えてみたら?を紹介する後編となります。 shuco ヘアスタイリスト、毛髪診断士。東京でのサロンワークを経てパリに渡り、各国のモード誌などで活躍。帰国後もさまざまな媒体でセンスを発揮し、ヘアを通じた社会貢献活動にも注力している。 ダイニングテーブルの隣に位置するキッチンは、ご夫婦のみならず、ホームパーティで数人が並んで料理ができそうなほど長く、贅沢な空間。大きな窓もあって煙や臭いを気にすることもなさそう。森次さん「夫婦二人で余裕で料理できます。この広さが家の決め手となりました」shucoさん「賃貸でなかなかないよね。収納もすごい!ホームパーティすると、洗い物が面倒だったりするけど、ここなら皆で洗えて苦じゃなさそう。ダイニングの横で動線もしっかり取られていていいね!」森次さん「そうなんです。収納はありすぎて、最初は何を入れようかと悩んだくらいです。今でも二人暮らしでは収納の全てを埋められていません(笑)」shucoさん「引き出しを開けても、綺麗!ボールもカゴもかなりの数が揃っていて、料理をしているのが分かる。作業をしながら目の前の窓が開けられるなんて、贅沢だよね。逆に気になっている点はある?」森次さん「見せるキッチングッズでかわいいものがほしいなと思っています」shucoさん「確かに、見せないところは完璧だけどね。安心してください!」 異なる小さな植物を寄せ植え風に見せる shucoさん「とても可愛らしい植物が窓際に並んでいるのだけど、カバーがあったらもっと統一感が出て良い気がして。今日持ってきた小さなバスケットはお箸やカトラリーを入れることができるんだけど、これで寄せ植えのようにしたらどうかな」  使いやすいサイズの『松野屋』のストローパン バスケットは、キッチンだけでなく、洗面やデスクまわりなど、幅広く使えるはず。森次さん「考えたことなかった!もう可愛い!すっきりしますね。これならもう1個くらいあっても良いかも!」 水回りにも美しいデザインのアイテムを置く shuco「環境にやさしい食器用洗剤と、可愛らしいたわしを持ってきました。これなら、水回りも気分があがるよね。見ても可愛くて、実用さも兼ね備えている二つのアイテムです」『FER À CHEVAL』のアレルギーのリスクを最小限に抑えるために開発された、手肌にやさしいディッシュソープはプロヴァンスのオリーブの香りが心地よいアイテム。そしてご存知『亀の子束子』の中からサイザル麻の白いたわしをセレクト。森次さん「これ亀の子たわしなんですか?本当に気分があがりますね」 贅沢な空間だからこそのカゴ収納 shucoさん「そしてですね、キッチンに入って最初に目がいってしまったラップ類。こういう収納ってとても便利なんだけど、やっぱり一気に生活感が出ちゃうよね。そこでごちゃごちゃしたものを一気に隠せるカゴを持ってきました!これは狭い空間だと余計にごちゃついてしまうかもしれないけど、この広い空間をうまく使えそうだなと思って!」 植物を入れたバスケット同様『松野屋』のアチョリ取手付バスケット四角は、しっかり自立して、ラップ類を入れるのにぴったりのサイズ感と1本ハンドルが特徴。shucoさん「鍋つかみなど細かいものが色々収納できるサイズ感。完全に隠しちゃうと使いづらいけど、程よく見えてて使いやすいと思う。ステッチがアクセントになって、このキッチンにぴったり!」森次さん「ずっと悩んでいたラップ収納がようやく解決しました。カゴばかりだとほっこりしちゃいそうだけど、本当、ステッチがきいていていいですね。」 さらにこの一角にshucoさんがオススメのアイテムを添えて。shucoさん「このコーナーにぴったりだと思って持ってきたもの。和晒ロールがすごくいいんです!野菜の水切りとか、蒸し料理はもちろん、掃除にも使えるし…洗って何度か使えてとても便利。切れ目も入っていて取りやすいのもポイント。それでいてこのデザイン!料理する人なら絶対にオススメです」と、『さささ』の和晒ロール Standセットを太鼓判。森次さん「すごく気になってました。料理のモチベーションが上がりそう!すぐに使って見たいです。いやぁshucoさんのアイディアがすごいです。花瓶のかわりにカゴを使ったり、ちょっとしたことだけどアイディア次第でグッと見え方が変わりますね。とても参考になりました。もっとこのキッチンが好きになりました!」 <記事内紹介・関連商品>   この企画は初のYouTube連動でお届け!是非動画でもご自宅訪問を楽しんでくださいね。   interview & text by Sahoko Sekiphoto...

【ご自宅訪問企画|後編】shucoさんが友人宅のキッチンを視点転換!vol.1 森次まりなさん

新連載、ご自宅訪問企画の前編では、shucoさんが友人の森次まりなさんの素敵なご自宅を訪問。ご夫婦二人で住む、和室を囲んだ90平米の贅沢な空間をご紹介しました。今回はキッチンツアー!shucoさんの見立てで、 LOST AND FOUND(LAF)のアイテムをセレクトして、ご自宅にちょっと角度を変えたエッセンスを加えてみたら?を紹介する後編となります。 shuco ヘアスタイリスト、毛髪診断士。東京でのサロンワークを経てパリに渡り、各国のモード誌などで活躍。帰国後もさまざまな媒体でセンスを発揮し、ヘアを通じた社会貢献活動にも注力している。 ダイニングテーブルの隣に位置するキッチンは、ご夫婦のみならず、ホームパーティで数人が並んで料理ができそうなほど長く、贅沢な空間。大きな窓もあって煙や臭いを気にすることもなさそう。森次さん「夫婦二人で余裕で料理できます。この広さが家の決め手となりました」shucoさん「賃貸でなかなかないよね。収納もすごい!ホームパーティすると、洗い物が面倒だったりするけど、ここなら皆で洗えて苦じゃなさそう。ダイニングの横で動線もしっかり取られていていいね!」森次さん「そうなんです。収納はありすぎて、最初は何を入れようかと悩んだくらいです。今でも二人暮らしでは収納の全てを埋められていません(笑)」shucoさん「引き出しを開けても、綺麗!ボールもカゴもかなりの数が揃っていて、料理をしているのが分かる。作業をしながら目の前の窓が開けられるなんて、贅沢だよね。逆に気になっている点はある?」森次さん「見せるキッチングッズでかわいいものがほしいなと思っています」shucoさん「確かに、見せないところは完璧だけどね。安心してください!」 異なる小さな植物を寄せ植え風に見せる shucoさん「とても可愛らしい植物が窓際に並んでいるのだけど、カバーがあったらもっと統一感が出て良い気がして。今日持ってきた小さなバスケットはお箸やカトラリーを入れることができるんだけど、これで寄せ植えのようにしたらどうかな」  使いやすいサイズの『松野屋』のストローパン バスケットは、キッチンだけでなく、洗面やデスクまわりなど、幅広く使えるはず。森次さん「考えたことなかった!もう可愛い!すっきりしますね。これならもう1個くらいあっても良いかも!」 水回りにも美しいデザインのアイテムを置く shuco「環境にやさしい食器用洗剤と、可愛らしいたわしを持ってきました。これなら、水回りも気分があがるよね。見ても可愛くて、実用さも兼ね備えている二つのアイテムです」『FER À CHEVAL』のアレルギーのリスクを最小限に抑えるために開発された、手肌にやさしいディッシュソープはプロヴァンスのオリーブの香りが心地よいアイテム。そしてご存知『亀の子束子』の中からサイザル麻の白いたわしをセレクト。森次さん「これ亀の子たわしなんですか?本当に気分があがりますね」 贅沢な空間だからこそのカゴ収納 shucoさん「そしてですね、キッチンに入って最初に目がいってしまったラップ類。こういう収納ってとても便利なんだけど、やっぱり一気に生活感が出ちゃうよね。そこでごちゃごちゃしたものを一気に隠せるカゴを持ってきました!これは狭い空間だと余計にごちゃついてしまうかもしれないけど、この広い空間をうまく使えそうだなと思って!」 植物を入れたバスケット同様『松野屋』のアチョリ取手付バスケット四角は、しっかり自立して、ラップ類を入れるのにぴったりのサイズ感と1本ハンドルが特徴。shucoさん「鍋つかみなど細かいものが色々収納できるサイズ感。完全に隠しちゃうと使いづらいけど、程よく見えてて使いやすいと思う。ステッチがアクセントになって、このキッチンにぴったり!」森次さん「ずっと悩んでいたラップ収納がようやく解決しました。カゴばかりだとほっこりしちゃいそうだけど、本当、ステッチがきいていていいですね。」 さらにこの一角にshucoさんがオススメのアイテムを添えて。shucoさん「このコーナーにぴったりだと思って持ってきたもの。和晒ロールがすごくいいんです!野菜の水切りとか、蒸し料理はもちろん、掃除にも使えるし…洗って何度か使えてとても便利。切れ目も入っていて取りやすいのもポイント。それでいてこのデザイン!料理する人なら絶対にオススメです」と、『さささ』の和晒ロール Standセットを太鼓判。森次さん「すごく気になってました。料理のモチベーションが上がりそう!すぐに使って見たいです。いやぁshucoさんのアイディアがすごいです。花瓶のかわりにカゴを使ったり、ちょっとしたことだけどアイディア次第でグッと見え方が変わりますね。とても参考になりました。もっとこのキッチンが好きになりました!」 <記事内紹介・関連商品>   この企画は初のYouTube連動でお届け!是非動画でもご自宅訪問を楽しんでくださいね。   interview & text by Sahoko Sekiphoto...

【ご自宅訪問企画|前編】shucoさんがオシャレな友人宅を訪問!vol.1 森次まりなさん

【ご自宅訪問企画|前編】shucoさんがオシャレな友人宅を訪問!vol.1 森次まりなさん

新連載がスタートします。ヘアスタイリスト、毛髪診断士として活躍するshucoさんが、素敵な生活を送る友人のご自宅を訪問。shucoさんはご自身の肩書きを超えて、InstagramやYouTubeなどでのセンスあふれるご自宅公開、インテリアやキッチンアイテムの心踊る紹介が大人気となっています。この企画では、そんな彼女が紹介したい!と思ったハイセンスな友人のご自宅を訪問し、さらにはその方にLOST AND FOUND(LAF)のアイテムをセレクトして、ご自宅にちょっと角度を変えたエッセンスを加えてみたら?を紹介します。 shuco ヘアスタイリスト、毛髪診断士。東京でのサロンワークを経てパリに渡り、各国のモード誌などで活躍。帰国後もさまざまな媒体でセンスを発揮し、ヘアを通じた社会貢献活動にも注力している。 記念すべき第一回は、shucoさんの友人・森次まりなさんのご自宅を訪問しました。森次さんは、Plageのプレスを5年間担当したのち、MDやブランドマネージャーを経験。現在はフリーランスPRとして活躍しています。 shucoさんとはフリーマーケットで出会ったのだそう。shucoさん「お友だちと集まって定期的にフリマをしているんです。共通の友人をとおして、一緒に出店したのがきっかけだよね。そこで色々と話して仲良くなり、センス良いなぁとインスタをチェックしていました」ということで、新連載をきっかけにご自宅訪問が叶いました。森次さん「光栄です!」都内90平米の2LDK、収納たっぷりでゆったりとしたバルコニー付き森次さんのご自宅訪問、象徴的な和室からスタートです。 shucoさん「お家の真ん中にドーンと和室がある、特殊な作りですよね。窓もグリーンも多くて、なんだか気が良さそう!」森次さん「実はここ、掘りごたつになるんですよ。秋冬は掘りごたつにするので、心地よくて動けなくなり、ここで寝ちゃうこともありますね。ホームパーティをよくするんですが、ここでくつろぐ方がほとんどで、私自身もとても気に入っている空間です」そう、お話を始めた畳の部屋の机の下は、賃貸住宅には珍しい贅沢な掘りごたつになっているそう。畳の部屋を中心に、ベッドルームとリビングダイニング、お風呂や広々とした収納部屋がぐるりと囲む作り。各部屋には窓もあり、風通りも良さそうです。森次さん「春や秋は窓を全開にしています。私が住む前はおばあちゃんが一人暮らしをしていたそうです。その後は塾だったと聞いています。畳で教えていたのかなぁと」どこか懐かしい雰囲気がするのも納得です。 shucoさん「ここに旦那さんとお二人で住んでるんだよね?美男美女ですごく素敵なカップルなんですよ。素敵な家具やグッズが気になるんだけど、どちらが決めてるの?」森次さん「どっちかがいいと思ったものを、どちらかが嫌だということはほとんどないですね。お互いが一人暮らしで使っていたものを持ち寄った感じ。前に住んでいた家と雰囲気がとても似ていることもあり、馴染んでいるのかもしれません」この家に住んでまだ約1年。それでもお互いが持っていたもののセンスがマッチしたからこそ、継ぎ接ぎではない、どこか懐かしい落ち着いた空間が作られています。 ルームツアー中、温かな笑顔でゆっくりと部屋やこだわりアイテムを紹介してくれる森次さん。その人柄がお部屋にも滲み出ていました。shucoさん「何このカレンダー!」と興味を持ったのは、ダイニングとキッチンを繋ぐ壁にかけられた日めくりカレンダー。森次さん「おすすめです。『ママと一生一緒がパパの夢』とか、いい言葉がたくさんあって、毎日楽しみにしてるんですよ」shucoさん「素敵!ロマンチックだね」 他にも目が止まるアイテムが随所に。一つひとつに大事なストーリーがあり、シンプルな空間のアクセントになっています。 温かな空間で、ご夫婦で落ち着いた時間を過ごしているのが伺えます。さて、次回はいよいよ森次さんお気に入り、広々としたキッチンへ!魅力を一層引き立るべく、 shucoさんの見立てでLAFのアイテムをセレクトしますよ。YouTube企画もあるのでお楽しみに! interview & text by Sahoko Sekiphoto by Yuki Furue

【ご自宅訪問企画|前編】shucoさんがオシャレな友人宅を訪問!vol.1 森次まりなさん

新連載がスタートします。ヘアスタイリスト、毛髪診断士として活躍するshucoさんが、素敵な生活を送る友人のご自宅を訪問。shucoさんはご自身の肩書きを超えて、InstagramやYouTubeなどでのセンスあふれるご自宅公開、インテリアやキッチンアイテムの心踊る紹介が大人気となっています。この企画では、そんな彼女が紹介したい!と思ったハイセンスな友人のご自宅を訪問し、さらにはその方にLOST AND FOUND(LAF)のアイテムをセレクトして、ご自宅にちょっと角度を変えたエッセンスを加えてみたら?を紹介します。 shuco ヘアスタイリスト、毛髪診断士。東京でのサロンワークを経てパリに渡り、各国のモード誌などで活躍。帰国後もさまざまな媒体でセンスを発揮し、ヘアを通じた社会貢献活動にも注力している。 記念すべき第一回は、shucoさんの友人・森次まりなさんのご自宅を訪問しました。森次さんは、Plageのプレスを5年間担当したのち、MDやブランドマネージャーを経験。現在はフリーランスPRとして活躍しています。 shucoさんとはフリーマーケットで出会ったのだそう。shucoさん「お友だちと集まって定期的にフリマをしているんです。共通の友人をとおして、一緒に出店したのがきっかけだよね。そこで色々と話して仲良くなり、センス良いなぁとインスタをチェックしていました」ということで、新連載をきっかけにご自宅訪問が叶いました。森次さん「光栄です!」都内90平米の2LDK、収納たっぷりでゆったりとしたバルコニー付き森次さんのご自宅訪問、象徴的な和室からスタートです。 shucoさん「お家の真ん中にドーンと和室がある、特殊な作りですよね。窓もグリーンも多くて、なんだか気が良さそう!」森次さん「実はここ、掘りごたつになるんですよ。秋冬は掘りごたつにするので、心地よくて動けなくなり、ここで寝ちゃうこともありますね。ホームパーティをよくするんですが、ここでくつろぐ方がほとんどで、私自身もとても気に入っている空間です」そう、お話を始めた畳の部屋の机の下は、賃貸住宅には珍しい贅沢な掘りごたつになっているそう。畳の部屋を中心に、ベッドルームとリビングダイニング、お風呂や広々とした収納部屋がぐるりと囲む作り。各部屋には窓もあり、風通りも良さそうです。森次さん「春や秋は窓を全開にしています。私が住む前はおばあちゃんが一人暮らしをしていたそうです。その後は塾だったと聞いています。畳で教えていたのかなぁと」どこか懐かしい雰囲気がするのも納得です。 shucoさん「ここに旦那さんとお二人で住んでるんだよね?美男美女ですごく素敵なカップルなんですよ。素敵な家具やグッズが気になるんだけど、どちらが決めてるの?」森次さん「どっちかがいいと思ったものを、どちらかが嫌だということはほとんどないですね。お互いが一人暮らしで使っていたものを持ち寄った感じ。前に住んでいた家と雰囲気がとても似ていることもあり、馴染んでいるのかもしれません」この家に住んでまだ約1年。それでもお互いが持っていたもののセンスがマッチしたからこそ、継ぎ接ぎではない、どこか懐かしい落ち着いた空間が作られています。 ルームツアー中、温かな笑顔でゆっくりと部屋やこだわりアイテムを紹介してくれる森次さん。その人柄がお部屋にも滲み出ていました。shucoさん「何このカレンダー!」と興味を持ったのは、ダイニングとキッチンを繋ぐ壁にかけられた日めくりカレンダー。森次さん「おすすめです。『ママと一生一緒がパパの夢』とか、いい言葉がたくさんあって、毎日楽しみにしてるんですよ」shucoさん「素敵!ロマンチックだね」 他にも目が止まるアイテムが随所に。一つひとつに大事なストーリーがあり、シンプルな空間のアクセントになっています。 温かな空間で、ご夫婦で落ち着いた時間を過ごしているのが伺えます。さて、次回はいよいよ森次さんお気に入り、広々としたキッチンへ!魅力を一層引き立るべく、 shucoさんの見立てでLAFのアイテムをセレクトしますよ。YouTube企画もあるのでお楽しみに! interview & text by Sahoko Sekiphoto by Yuki Furue

料理家 冷水希三子さんが信頼する「金網つじ」中華せいろと蒸し料理

料理家 冷水希三子さんが信頼する「金網つじ」中華せいろと蒸し料理

料理家・冷水希三子さんによる、「REMASTERED」にぴったりな夏の料理教室を開催しました。 今回のメインメニューは、冷水さんのお勧め、「金網つじ」中華せいろを使用した鰆の香草蒸し。せいろ選びのポイントなども織り交ぜながら、魚介中心の爽やかな夏のメニューを教えていただきました。 大は小を兼ねる、ちょっと高さがあるって素晴らしい! お家に友達を招いておもてなしをする時、一品は蒸し料理を用意するという冷水さん。器ごとせいろで蒸すだけで簡単にできるので、ありがたい存在だと言います。そんな冷水さんが自信を持ってお勧めをしてくれたのが、「金網つじ」の中華せいろです。 「せいろを選ぶ時の一番のポイントは、手持ちの鍋とサイズか合うかどうか。まずはここをしっかり確認すると間違いがありません!そして、次のポイントは深さと大きさです。せいろに素材をそのまま入れることもありますが、茶碗蒸しなど器ごと入れる場合もあるので、ある程度の深さと大きさがあった方が色々な料理に挑戦できて幅も広がります。お鍋やフライパンはそうではないけれど、お家に場所さえあれば蒸し器だけは大は小を兼ねるんです!」と、今回使用したのは直径30センチのもの。蒸し魚など食材から出る蒸し汁も料理に使いたい場合は、器ごとせいろに入れられるサイズが良いでしょう。 若い時は安いものから国産メーカをあれこれ買ってみたり、旅先の台湾で買ったりと、これまで様々なせいろを試してきたという冷水さんですが、7.8年前に「金網つじ」中華せいろと出会ってからは一筋だそう。「この中華せいろは他のメーカーのものと違って、上下合わせて2.3センチ高いんですよ。他のものだと茶碗蒸しの器を入れると蓋が閉まらないことも多かったのですが、これに出会ってからはいつも安心しています。ちょっと高さがあるって素晴らしい!」 「竹やヒノキなど丈夫な素材で作られていて、厚みのある胴、手仕事でしっかりと編まれた蓋にとても惹かれています。せいろは熱のまわりが柔らかいのでふんわりと仕上がります。せいろの中でいかに蒸気を対流させられるかが蒸し料理のおいしさを決めるポイントです。」 今回、教えていただいたのは、鰆の香草蒸し。鰆には丁寧に両面に塩をして、長ネギの青い部分と生姜と一緒にせいろでふんわり柔らかく蒸し仕上げます。REMASTEREDのオーバルプレート39に並べ、生姜、パクチー、長ネギのみじん切りをのせ、上から熱々に熱した太白ごま油を一気にかけて出来上がりです。ジューっという音と共にごま油がかかった香味野菜の良い香りが当たり一面に立ち込め、周りから歓声が上がりました。 パスタだけじゃない!白い器には中華がかっこいい! 甘酒がポイントのフレッシュトマトを使った爽やかな「エビチリ」と、氷も入って夏にぴったりな韓国風冷たい水刺身「石鯛のムルフェ」を教えていただき、REMASTEREDディーププレート22に盛り付けました。 「パスタ皿として重宝するこちらのシリーズですが、他にも色々な使い方を提案したかったんです。白い器は和食だと物足りないこともありますが、中華だとカッコよく仕上がりますよね。」透き通るような器にフレッシュな食材の色が鮮やかに生え、美しい仕上がりになりました。 「金網つじ」中華せいろ受注会を開催中! 手編みと機械編みの加工、そして曲げ輪の3つの技術を駆使してものづくりをしてきた金網つじ 。創業当時から飲食店や和菓子屋に馬毛の裏漉しや藤どうしなどの道具と一緒にせいろも作っていたそう。昔から人々に愛されてきたことがうかがえます。 LOST AND FOUND TOKYO STORE では、こちらの「金網つじ」中華せいろの受注会を期間限定で開催しています。取り扱い店舗が限られているこちらのせいろを実際に手に取っていただける貴重な機会です。 「金網つじ」中華せいろ 受注会期間:6月21日(土)~7月14日(月)場所:LOST AND FOUND TOKYO STORE / ONLINE STORE(受注会情報の詳細はこちら) Interview...

料理家 冷水希三子さんが信頼する「金網つじ」中華せいろと蒸し料理

料理家・冷水希三子さんによる、「REMASTERED」にぴったりな夏の料理教室を開催しました。 今回のメインメニューは、冷水さんのお勧め、「金網つじ」中華せいろを使用した鰆の香草蒸し。せいろ選びのポイントなども織り交ぜながら、魚介中心の爽やかな夏のメニューを教えていただきました。 大は小を兼ねる、ちょっと高さがあるって素晴らしい! お家に友達を招いておもてなしをする時、一品は蒸し料理を用意するという冷水さん。器ごとせいろで蒸すだけで簡単にできるので、ありがたい存在だと言います。そんな冷水さんが自信を持ってお勧めをしてくれたのが、「金網つじ」の中華せいろです。 「せいろを選ぶ時の一番のポイントは、手持ちの鍋とサイズか合うかどうか。まずはここをしっかり確認すると間違いがありません!そして、次のポイントは深さと大きさです。せいろに素材をそのまま入れることもありますが、茶碗蒸しなど器ごと入れる場合もあるので、ある程度の深さと大きさがあった方が色々な料理に挑戦できて幅も広がります。お鍋やフライパンはそうではないけれど、お家に場所さえあれば蒸し器だけは大は小を兼ねるんです!」と、今回使用したのは直径30センチのもの。蒸し魚など食材から出る蒸し汁も料理に使いたい場合は、器ごとせいろに入れられるサイズが良いでしょう。 若い時は安いものから国産メーカをあれこれ買ってみたり、旅先の台湾で買ったりと、これまで様々なせいろを試してきたという冷水さんですが、7.8年前に「金網つじ」中華せいろと出会ってからは一筋だそう。「この中華せいろは他のメーカーのものと違って、上下合わせて2.3センチ高いんですよ。他のものだと茶碗蒸しの器を入れると蓋が閉まらないことも多かったのですが、これに出会ってからはいつも安心しています。ちょっと高さがあるって素晴らしい!」 「竹やヒノキなど丈夫な素材で作られていて、厚みのある胴、手仕事でしっかりと編まれた蓋にとても惹かれています。せいろは熱のまわりが柔らかいのでふんわりと仕上がります。せいろの中でいかに蒸気を対流させられるかが蒸し料理のおいしさを決めるポイントです。」 今回、教えていただいたのは、鰆の香草蒸し。鰆には丁寧に両面に塩をして、長ネギの青い部分と生姜と一緒にせいろでふんわり柔らかく蒸し仕上げます。REMASTEREDのオーバルプレート39に並べ、生姜、パクチー、長ネギのみじん切りをのせ、上から熱々に熱した太白ごま油を一気にかけて出来上がりです。ジューっという音と共にごま油がかかった香味野菜の良い香りが当たり一面に立ち込め、周りから歓声が上がりました。 パスタだけじゃない!白い器には中華がかっこいい! 甘酒がポイントのフレッシュトマトを使った爽やかな「エビチリ」と、氷も入って夏にぴったりな韓国風冷たい水刺身「石鯛のムルフェ」を教えていただき、REMASTEREDディーププレート22に盛り付けました。 「パスタ皿として重宝するこちらのシリーズですが、他にも色々な使い方を提案したかったんです。白い器は和食だと物足りないこともありますが、中華だとカッコよく仕上がりますよね。」透き通るような器にフレッシュな食材の色が鮮やかに生え、美しい仕上がりになりました。 「金網つじ」中華せいろ受注会を開催中! 手編みと機械編みの加工、そして曲げ輪の3つの技術を駆使してものづくりをしてきた金網つじ 。創業当時から飲食店や和菓子屋に馬毛の裏漉しや藤どうしなどの道具と一緒にせいろも作っていたそう。昔から人々に愛されてきたことがうかがえます。 LOST AND FOUND TOKYO STORE では、こちらの「金網つじ」中華せいろの受注会を期間限定で開催しています。取り扱い店舗が限られているこちらのせいろを実際に手に取っていただける貴重な機会です。 「金網つじ」中華せいろ 受注会期間:6月21日(土)~7月14日(月)場所:LOST AND FOUND TOKYO STORE / ONLINE STORE(受注会情報の詳細はこちら) Interview...

小林和人が選んだもの 「ほうきの話」

小林和人が選んだもの 「ほうきの話」

ひとつの物について深く探っていくことで、物選びがグッと楽しくなる。この連載では、LOST AND FOUNDセレクター・小林和人さんが、このお店で選んだアイテムの中から毎回ひとつをピックアップし、とことん話します。今回小林さんが話してくれたのは、ほうきについてです。 ノーストレスな掃除用具 便利な装置がどんどん発達している現代に、そもそも何故ほうきなのかー。ほうきの優れた点は、“起動時間0秒”、握った瞬間に使えるところではないでしょうか。掃除機は大体しまってあるものなので、ちょっと掃除したいというときに引っ張り出すのが面倒。ほうきなら電源コードや充電、音のストレスからも解放されますよ(笑)。ほうきの毛はナイロンだと摩擦で丸まったりするので、自然素材を使ったものが好きです。スウェーデンの老舗ブラシブランド「IRIS HANTVERK」の馬毛が使われているほうきはしなやかで細かい埃まで取ることができ、その上耐久性もあるので、自分の店(OUTBOUND)では毎朝の掃除に使っています。 形状ごとの細やかな働き ほうきには、扉の桟や床の隅、高いところ…埃がたまりやすいあらゆる隙間をサッと綺麗にできる手軽さがありますよね。暮らしに合った使い勝手の良いほうきを選ぶのも楽しい。例えばドイツの老舗生活用品ブランド「REDECKER」の小ぶりな手ほうきは玄関ポーチをはいたり、家の中のデスクをさっときれいにしたり。馬毛の大きなものはワックスをかけたフローリングなど、傷をつけたくない床の掃除に。サイズや形によってそれぞれの働きをしてくれるので、いくつあっても嬉しいものです。 ほうきらしいほうきの、美しい佇まい インテリアのアクセントになるところも魅力です。魔女が乗っているような赤い柄のほうきは「REDECKER」のもの。お子さんが遊びながら掃除を手伝ってくれるかもしれないですね(笑)。おもちゃっぽさがあり、飾るも良しですよね。今の時代にこんな“ほうきらしい”ほうきを持っていると、逆にとても新鮮な気持ちになります。部屋の見えるところに置いたりかけたりして、その佇まいを愉しむのも素敵です。 名ブランドの強く温かい繋がり 今回紹介した二つのブランド「IRIS HANTVERK」と「REDECKER」は、実は共通項があります。REDECKERの歴史は、創業者、フリーデル・レデッカーが子供のころに視力を失い、盲学校でブラシ作りの技術を学んだことがきっかけとなって始まったそうです。以降、家族経営で、職人たちが手作業で一つひとつ丁寧にブラシを中心とした道具を作っています。環境保護に努める姿勢や、よりよい物を作ろうとするクラフトマンシップに共感を覚えます。一方、IRIS HANTVERKの歴史は、ある博士が設立した視覚障害のある職人のための救貧院だと言います。スウェーデンの視覚障害者団体との強いつながりの中、紆余曲折ありながら、現在は様々な文化圏出身の視覚障害のある職人6名が、ストックホルム南部の工房でブラシ作りに取り組んでいます。REDECKERもIRIS HANTVERKも、いずれも世界中に知られるブランドでありながら、どちらも小さな規模を保ったまま職人たちが伝統に則ったもの作りをしています。英語でブラシ作りは「brush binding」などと表現するそうですが、この二つのブランドからはまさに工房の仕事に従事する人たちの同志の「結びつき」みたいなものを感じます。企業背景も合わせて心から良いと思える物を大事に使っていきたいですね。   小林 和人 @kazutokobayashi1975年東京都生まれ。1999年多摩美術大学卒業後、国内外の生 活用品を扱う「Roundabout」を吉祥寺にオープン(2016年に代々木上原に移転)。2008年には非日常にやや針の振れた温度の品々を展開する「OUTBOUND」を始動。両店舗のすべての商品のセレクトや店内ディスプレイ、展覧会の企画を手がける。「LOST AND FOUND」ではセレクターを務める。 interview & text by Sahoko Sekiphoto by...

小林和人が選んだもの 「ほうきの話」

ひとつの物について深く探っていくことで、物選びがグッと楽しくなる。この連載では、LOST AND FOUNDセレクター・小林和人さんが、このお店で選んだアイテムの中から毎回ひとつをピックアップし、とことん話します。今回小林さんが話してくれたのは、ほうきについてです。 ノーストレスな掃除用具 便利な装置がどんどん発達している現代に、そもそも何故ほうきなのかー。ほうきの優れた点は、“起動時間0秒”、握った瞬間に使えるところではないでしょうか。掃除機は大体しまってあるものなので、ちょっと掃除したいというときに引っ張り出すのが面倒。ほうきなら電源コードや充電、音のストレスからも解放されますよ(笑)。ほうきの毛はナイロンだと摩擦で丸まったりするので、自然素材を使ったものが好きです。スウェーデンの老舗ブラシブランド「IRIS HANTVERK」の馬毛が使われているほうきはしなやかで細かい埃まで取ることができ、その上耐久性もあるので、自分の店(OUTBOUND)では毎朝の掃除に使っています。 形状ごとの細やかな働き ほうきには、扉の桟や床の隅、高いところ…埃がたまりやすいあらゆる隙間をサッと綺麗にできる手軽さがありますよね。暮らしに合った使い勝手の良いほうきを選ぶのも楽しい。例えばドイツの老舗生活用品ブランド「REDECKER」の小ぶりな手ほうきは玄関ポーチをはいたり、家の中のデスクをさっときれいにしたり。馬毛の大きなものはワックスをかけたフローリングなど、傷をつけたくない床の掃除に。サイズや形によってそれぞれの働きをしてくれるので、いくつあっても嬉しいものです。 ほうきらしいほうきの、美しい佇まい インテリアのアクセントになるところも魅力です。魔女が乗っているような赤い柄のほうきは「REDECKER」のもの。お子さんが遊びながら掃除を手伝ってくれるかもしれないですね(笑)。おもちゃっぽさがあり、飾るも良しですよね。今の時代にこんな“ほうきらしい”ほうきを持っていると、逆にとても新鮮な気持ちになります。部屋の見えるところに置いたりかけたりして、その佇まいを愉しむのも素敵です。 名ブランドの強く温かい繋がり 今回紹介した二つのブランド「IRIS HANTVERK」と「REDECKER」は、実は共通項があります。REDECKERの歴史は、創業者、フリーデル・レデッカーが子供のころに視力を失い、盲学校でブラシ作りの技術を学んだことがきっかけとなって始まったそうです。以降、家族経営で、職人たちが手作業で一つひとつ丁寧にブラシを中心とした道具を作っています。環境保護に努める姿勢や、よりよい物を作ろうとするクラフトマンシップに共感を覚えます。一方、IRIS HANTVERKの歴史は、ある博士が設立した視覚障害のある職人のための救貧院だと言います。スウェーデンの視覚障害者団体との強いつながりの中、紆余曲折ありながら、現在は様々な文化圏出身の視覚障害のある職人6名が、ストックホルム南部の工房でブラシ作りに取り組んでいます。REDECKERもIRIS HANTVERKも、いずれも世界中に知られるブランドでありながら、どちらも小さな規模を保ったまま職人たちが伝統に則ったもの作りをしています。英語でブラシ作りは「brush binding」などと表現するそうですが、この二つのブランドからはまさに工房の仕事に従事する人たちの同志の「結びつき」みたいなものを感じます。企業背景も合わせて心から良いと思える物を大事に使っていきたいですね。   小林 和人 @kazutokobayashi1975年東京都生まれ。1999年多摩美術大学卒業後、国内外の生 活用品を扱う「Roundabout」を吉祥寺にオープン(2016年に代々木上原に移転)。2008年には非日常にやや針の振れた温度の品々を展開する「OUTBOUND」を始動。両店舗のすべての商品のセレクトや店内ディスプレイ、展覧会の企画を手がける。「LOST AND FOUND」ではセレクターを務める。 interview & text by Sahoko Sekiphoto by...