料理家 冷水希三子さんが信頼する「金網つじ」中華せいろと蒸し料理

料理家・冷水希三子さんによる、「REMASTERED」にぴったりな夏の料理教室を開催しました。

今回のメインメニューは、冷水さんのお勧め、「金網つじ」中華せいろを使用した鰆の香草蒸し。せいろ選びのポイントなども織り交ぜながら、魚介中心の爽やかな夏のメニューを教えていただきました。

大は小を兼ねる、ちょっと高さがあるって素晴らしい!

お家に友達を招いておもてなしをする時、一品は蒸し料理を用意するという冷水さん。器ごとせいろで蒸すだけで簡単にできるので、ありがたい存在だと言います。そんな冷水さんが自信を持ってお勧めをしてくれたのが、「金網つじ」の中華せいろです。

「せいろを選ぶ時の一番のポイントは、手持ちの鍋とサイズか合うかどうか。まずはここをしっかり確認すると間違いがありません!そして、次のポイントは深さと大きさです。せいろに素材をそのまま入れることもありますが、茶碗蒸しなど器ごと入れる場合もあるので、ある程度の深さと大きさがあった方が色々な料理に挑戦できて幅も広がります。お鍋やフライパンはそうではないけれど、お家に場所さえあれば蒸し器だけは大は小を兼ねるんです!」
と、今回使用したのは直径30センチのもの。蒸し魚など食材から出る蒸し汁も料理に使いたい場合は、器ごとせいろに入れられるサイズが良いでしょう。

若い時は安いものから国産メーカをあれこれ買ってみたり、旅先の台湾で買ったりと、これまで様々なせいろを試してきたという冷水さんですが、7.8年前に「金網つじ」中華せいろと出会ってからは一筋だそう。
「この中華せいろは他のメーカーのものと違って、上下合わせて2.3センチ高いんですよ。他のものだと茶碗蒸しの器を入れると蓋が閉まらないことも多かったのですが、これに出会ってからはいつも安心しています。ちょっと高さがあるって素晴らしい!」

「竹やヒノキなど丈夫な素材で作られていて、厚みのある胴、手仕事でしっかりと編まれた蓋にとても惹かれています。せいろは熱のまわりが柔らかいのでふんわりと仕上がります。せいろの中でいかに蒸気を対流させられるかが蒸し料理のおいしさを決めるポイントです。」

今回、教えていただいたのは、鰆の香草蒸し。
鰆には丁寧に両面に塩をして、長ネギの青い部分と生姜と一緒にせいろでふんわり柔らかく蒸し仕上げます。REMASTEREDのオーバルプレート39に並べ、生姜、パクチー、長ネギのみじん切りをのせ、上から熱々に熱した太白ごま油を一気にかけて出来上がりです。ジューっという音と共にごま油がかかった香味野菜の良い香りが当たり一面に立ち込め、周りから歓声が上がりました。

パスタだけじゃない!白い器には中華がかっこいい!

甘酒がポイントのフレッシュトマトを使った爽やかな「エビチリ」と、氷も入って夏にぴったりな韓国風冷たい水刺身「石鯛のムルフェ」を教えていただき、REMASTEREDディーププレート22に盛り付けました。

「パスタ皿として重宝するこちらのシリーズですが、他にも色々な使い方を提案したかったんです。白い器は和食だと物足りないこともありますが、中華だとカッコよく仕上がりますよね。」透き通るような器にフレッシュな食材の色が鮮やかに生え、美しい仕上がりになりました。

「金網つじ」中華せいろ受注会を開催中!

手編みと機械編みの加工、そして曲げ輪の3つの技術を駆使してものづくりをしてきた金網つじ 。創業当時から飲食店や和菓子屋に馬毛の裏漉しや藤どうしなどの道具と一緒にせいろも作っていたそう。昔から人々に愛されてきたことがうかがえます。

LOST AND FOUND TOKYO STORE では、こちらの「金網つじ」中華せいろの受注会を期間限定で開催しています。取り扱い店舗が限られているこちらのせいろを実際に手に取っていただける貴重な機会です。

「金網つじ」中華せいろ 受注会
期間:6月21日(土)~7月14日(月)
場所:LOST AND FOUND TOKYO STORE / ONLINE STORE(受注会情報の詳細はこちら

Interview & text Hisako Namekata

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