LOST AND FOUND店頭で配布中の「白い器」の魅力について紹介している小冊子「白い器の話。」(なくなり次第終了)。その中で料理家 野村友里さんと共に、石川県にあるニッコーの工場を見学しました。友里さんの幼少期のボーンチャイナとの出会いや料理を仕事にするきっかけになったことなど、色々な話しを伺いながら工場を巡りました。「物作りは、結局は人の力!皆さんの徹底した手作業こそが、ニッコーらしい温もりを感じる商品になっていくんですね」と語ってくれた様子はぜひ冊子で。こちらでは、そんな温もりのある白い器に合う優しい一品を作っていただきました。

野村友里
表参道GYLE4階にあるグロッサリーショップ「eatrip soil」。友里さんが、ただモノを売るだけではなく、そのモノが生まれる環境や、作り手たちの考えを伝えたいと開いたお店です。土の中にいるような感覚にしたい、と内装もそのイメージで作り上げ、バルコニーには畑が!レモン、ゆず、ブラックベリー、ハーブ類……都会の真ん中にあるビルの上とは思えないくらい様々な植物が育っています。
「白い器に彩り美しく盛り付けられた料理は他の方がたくさんしていると思ったので、今日はシンプルなキャロットケーキにしました。」と作ってくれたのは、小麦粉も砂糖も使わないキャロット&アプリコットケーキ。小麦粉と砂糖が得意ではない姪っ子さんのために考えた特別なレシピで、友里さんが信頼する素材で作られています。
前日から仕込んでいたケーキの仕上げは、畑のレモンを獲るところから始まりました。黄色く輝く大きなレモンがたくさんなった木から、楽しそうにレモンを獲ってはエプロンに入れていく友里さん。
畑からつながる店内の小さなキッチンスペースは、時間により日差しがくるくると変化し、明るくてとても気持ちの良い場所です。
キャロットケーキの上に獲ったばかりのレモンをアクセントに乗せ、人参の葉っぱを飾り付けたら、最後に白い器の余白にはちみつを垂らして完成です。
「白い器にしようかなという日は、器の素材感で遊んでみたり、食材が際立つようにすることが多いかな」という友里さん。
ニッコーの工場で出会った「使う人のために気持ちを込めて作られた白い器」に、「食べる人を想う優しい気持ちが込められたケーキ」を合わせてくれました。
<記事内紹介商品>
Interview & text Hisako Namekata
Photo by Yuki Furue
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