REMASTEREDな食卓 -モデル/女優 高山都 編-

2021/07/15

NIKKO 113年の歴史の中で作り上げた膨大なアーカイブの中からセレクトし、次の100年に向けてのエッセンスを加えた、ベーシックを越えたベーシックライン「REMASTERD」。それは、こだわりを詰め込んで美しくよみがえった、時が経っても色褪せない新しい「白」い器です。

身のまわりのことをデザインしながら日々自分らしく暮らすロフェッショナルたちの食卓に、REMASTERDが並んだら。



初回はモデル・女優の高山都さんのある日の食卓へ。

ご自宅に友人や仕事仲間を招いて食事を振る舞うことが多い都さん。器を通して、自分なりの心地良さについてや心豊かに過ごす工夫など、なにげない日常の中のあれこれをお伺いしていきます。

REMASTERED ディーププレート 26 には、オリーブオイルと柚子胡椒とレモンで豚しゃぶとおかひじきを和えた一品を

SNSで発信する料理ライブを始め、いつも美味しいものと笑顔に囲まれている都さんですが、お客様をお招きする時に大切にしていることはどんなことでしょうか。
「お客さんの性別、好みや、アレルギーを聞いてバランスよく!たとえば、女性が多かったら野菜多めでヘルシーにするとか。男性がいたらしっかりめのメニューを加えますね。一品揚げ物を入れたりすると、一気にご馳走感も出るのでおすすめです。音選びも、お客さんにあわせて懐メロからジャズ、クラシックまで色々と変えて楽しんでいます。」

今回は友人でも仕事仲間でもある女子3人の食卓。蒸し暑く不快な夜を吹き飛ばすよう、栄養価を考えた野菜たっぷりのさっぱりとしたメニューです。都さんお得意の春巻きは、コーンのサブジ入り。

たくさんの方々をお招きしていると思いますが、毎回メニュー選びに困ったりしないのでしょうか。
「メニューは、外食で美味しかったものや本で見て気になったものを、家にあるものとスーパーにある食材でアレンジして、自分なりに再現してみたりします。オリーブオイルと柚子胡椒とレモンで豚しゃぶとおかひじきを和える今回の一品(写真)のように、ベースの調味料の配合を知っていたら、そこを活かしたりしてメニューの幅を広げます。」

REMASTERED ラウンドプレート 26 には、ズッキーニの焼き浸し

最近では、選ぶ器が変わってきていると伺いましたが、“白い器”を選ぶのはどんな時ですか?
「白い器を楽しめるようになったのは、実は最近なんです。食材の色合わせや飾るハーブなどでテーブルが単調にならないように気をつけています。フランスや日本、ベトナムの古いものなど、白が入っている作家さんの器と合わせて使うことが多いですね。」

最近、引越しをされ、家具を新調された都さんですが、ご自身にとって食卓とはどんな存在ですか?
「ひとりの時も、誰かといる時もほっとする場所。今回のテーブルは角を取り、丸くなったので、人との距離感も調節しやすくなりました。すこし広すぎたかな(笑)なんて思うこともあるけど、この少し窮屈なご時世が終わったら、10人くらいでワイワイ囲めたら楽しいなーと未来に希望を抱いています。」



白い器を使いこなせるようになったことで、食卓の幅がさらに広がってきていると話してくれた都さん。フランスのヴィンテージや、有田焼の染付けの器に「REMASTERD」をこなれたテーブルコーディネートはもちろん、季節の食材を使ったヘルシーでとても温かいテーブルは真似したいところばかり。

「白い器の余白をまだまだ楽しんでいきたい。シーンによって使い方、選び方、合わせ方、アレンジの仕方もたくさんあるから楽しいんですよね。」

極限まで削ぎ落とされたシンプルな白い器だからこそ、楽しめる余白も広い。夏は涼しく冬は暖かく、大人の集いを華やかにもてなしてくれる「REMASTERD」の白い器たち。朝の光の下、夜の照明の下でも余白の分だけ深みが増します。
ぜひ、暮らしの中で実感していただけたら。

 

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高山都 モデル/女優
女優、ファッションモデル、ラジオパーソナリティとして幅広い分野で活躍中。雑誌、新聞、WEBとさまざまな媒体で連載も。センスあふれるインスタグラムも人気で、私服コーデや「#みやれゴハン」として料理や器を紹介する投稿も話題。すでに4冊になる著書「高山都の美食姿」(双葉社刊)シリーズも好調。

interview & text by Hisako Namekata

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